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今回の話は、一度メイプルワールドから離れようと思う。
――夏。
多くがその暑さに苦しみ、蝉達の歌に苛立ちを募らせる――インドア派な者達にとっては、中々に耐え難い季節。
身体を伝う汗は肌にへばりつき、衣服には重みすら感じる不快感を与える。
地獄のような猛暑の中でも、人々はいつものように街を往き。
明日は我が身と思う事もなく、熱気にやられて死んでいく。
毎年恒例、当たり前のような風景。
倒れる奴が悪いと言わんばかりに、社会の歯車は廻り続ける。
ああ。冬が待ち遠しい……。
――さて。
そんな中、冷房の効いた部屋で快適な生活を送る者が一人。
そう。
中の人Ωである。
その視線の先に広がるのは、果ての見えない群青だった。
夏といえば真っ先に連想するのは海だろう。真っ赤な太陽に白い砂浜。それに添えるのは色とりどりの青春で――
多くは、きっとそんな光景を脳裏に描いて、かつての瞬間、あるいは空想に思いを馳せているに違いない。
しかしそこに広がる大海は、悲しきかな、そんな甘酸っぱい世界ではない。
空に舞うのは鉄塊で。
直撃を受けた者は炎と黒煙を撒き散らしながら、空を黒に染めていく。
もう一度言おう。そこは果てしない海の上。
――その世界では、終わりの見えない戦争が、今もなお続いている。
惑星World of Warships――
それが、洋上の戦争の舞台だ。
プレイヤーは四つの艦種から自らに合ったものを選び、戦いに挑む。
一つ――駆逐艦。
高い機動性と隠蔽性を駆使し、見えぬところから魚雷を放ち敵艦を轟沈させる。
小型であるがゆえ敵の攻撃を避けやすく、危機に陥っても煙幕を撒いて姿を隠す事ができる。
言うなれば、
海の暗殺者である。
一つ――戦艦。
圧倒的射程と、生半可な砲撃ではびくともしない装甲を以って敵を蹴散らす、大型艦。
ひとたび斉射を受ければただでは済まされない強大な力は、覇王と呼ぶに相応しい。
一つ――巡洋艦。
端的に言えば、駆逐艦と戦艦の中間に位置する艦艇。
かと言って器用貧乏かというとそうではなく、状況に応じて臨機応変に戦う事ができる。
巡洋艦の真価を引き出した者こそが、この世界を制すると言っても過言ではない。
戦闘が開始され、海域を進むとやがて敵艦が現れる。赤い旗は敵の防衛陣地であり、占領をすれば勝利だ。
遠方に敵艦を捕捉した。主砲の射程圏内に入るまでは慎重に行動しなければならない。
敵に狙いを定め、撃つべし! 敵も動くので着弾までの偏差に気をつけなければならない。(ちなみにこの後返り討ちにあった) そして、最後の一つが航空母艦。
略して空母。他の艦艇と異なり、空から海域全体を見下ろしながら、航空機を操作する。まるで別ゲーである。
全体を常に見渡し、的確な状況判断を求められる難易度の高い艦種だ。
なお艦自体に敵艦艇と交戦する能力は無いに等しいので、死なない立ち回りも要求される。
先に空母を失った艦隊が、高確率で負けると言われるほどに重要な役回りである。
これらに加え、その艦艇の国籍によっても特徴が大きく異なる為、非常に幅広い戦略性を要求される。
ちなみに
中の人Ωは日本空母を好んで使っている。
理由は他者を空から見下しながら、一方的な攻撃が可能だからだ。
攻撃の周期は長いものの、その一撃はうまくいけば敵艦を容易く瀕死に追い込む程である。
しかしまぁ、戦場が高Tier(Tierとはランクのようなものだ)になるにつれ敵艦艇の対空能力も向上し、仕事を奪われていくわけだが……。
空母の主な仕事は以下の三つだ。
・敵艦艇を上空から捕捉、見失わないようスポットし続ける。 特に隠密行動を得意とする駆逐艦は捕捉さえしてしまえば無力に等しい。
本来前線に出るべき場面で出られなくなり、敵艦隊の戦線は崩壊の一途を辿ることになるだろう。
・味方艦を敵空母の攻撃から護衛する。 先述した通り、空母の雷撃は威力も精度も抜群であり、一度食らったらひとたまりも無い。
戦闘機で交戦させる事で、味方艦を護衛する事ができる。
ただ、高Tierになると戦艦は対空能力の高い巡洋艦と共に行動する事が多くなり、意外とサボっても何とかなったりする。
・敵艦艇の殲滅 狙うのは孤立した戦艦、あるいは巡洋艦だろう。
高Tierになると攻撃対象の防空能力が非常に高くなる為、発見した駆逐艦に攻撃をする事が多くなる。
しかし駆逐艦は羽虫のようにちょこまかと動き回るがゆえ、攻撃を当てにくい……。
これら三つの仕事を同時にこなさなければならず、常に気を抜けない艦種だ。
はじめはリアルの友人の付き合い関係でたまに適当にやろうかという気概でいたものの、
アニメ『ハイスクール・フリート』のおかげで
撃て撃て魂に火が付いてしまい……。
いまや日本空母のTierは9。最高ランクの一歩手前だ。

ちなみに元々
中の人Ωに軍事系の知識は全くない。
戦艦とかただの戦える船という認識でしかなかったし、むしろ今でもそんな感じだ。
吹奏楽関係で『第五福竜丸』は知ってるぜ! ……って思ってよく調べたら、これマグロ漁船だし。恥ずかしいわ。
今はこの戦いを、メイプルワールドでの生活と並行してやっている。
もしかしたら、また船関係の記事を書くかもしれないが、遠い先の話だろう。そんなに書く事が思い浮かばない。
Ω < つい最近、ノートPCの『A』のキーがぶっ壊れまして。
Ω < メイプルのチャットは不自由だわ、船のゲームでは左に転舵出来ないわで、非常に不便です。
Ω < 極力言葉が通じるように工夫はしているつもり。↓読めるかな?
Ω < コイキングめttyレぢょ(先日のメイプル内の会話より)
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