これは私の日記帳であり、箱庭であり――そして、帰る場所である。

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関東への観光(前編)

  
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 お久しぶりです。少しずつ記事を書いていたらあっという間に1か月が過ぎていました……。
 今回の記事はメイプルとはあまり関係なく、オフ――ようするにリアルです――であったことを書いていきます。
 それも前編と後編に分けます^^; 一つに纏めてしまうと、完成がいつになるかわかりません。
 今日書くのは5月3日にあった出来事です。家族と関東の方へ観光へ行きました。そこであったことを書いていきます。
 日にちが空いてしまいざっくりとした表現の部分が多いのですがお許しを。



1.旅(行)の始まり

 ある日、俺宅――。
 時刻は二十時を過ぎ、少し遅い夕食を摂っている時のことだった。

「そういえば、三日に東京行くんだけど。あんたどーする?」

 母親が唐突に、僕にそう訊ねた。
 父親は母親の隣でソファに座りながらテレビの方を見て――寝ている。
 
「日帰り?」と、僕は訊き返す。
「バカ、そんなわけないじゃん。ミーちゃんの家に泊まるんだよ、四人で雑魚寝」

 ミーちゃんとは、僕の姉である。幼い時から呼んでいるため、二十歳を過ぎた今となってもその呼び方は変わっていない。

「……目的を聞こうか」
 便宜上、こう尋ねていたものの、正直面倒臭かった。
 僕自身に、そちらまで行く目的はなかったし、親の外出に付き合うと、大抵無駄に体力を使い切って帰ってくるだけだからだ。
 
「んー……特にないよ。ドライブ。たまには日光浴びたら(笑)」
 母親はそう言った。その時点で既に僕の返答は決まっていたのだが――。
 
「やめとく。めんどくさいから」
「猫いっぱいいるかもよ」

 その言葉は、僕の決意に一筋の亀裂を生じさせた。
「……それって、あの島?」と、僕は母親に訊いた。
「島って?」
「あのー……前、テレビでやってたじゃん。神社? みたいなところにねこが千匹くらいいる島」

 そこまで説明しても、母親の頭上からクエスチョンマークが消えることはない。
 どうやら違ったようだ。
 
 ――これが、高校時代を生きる僕だったら、問答無用で外出を拒否し、家に引きこもってネットゲームをしていただろう。
 しかし、そういった考えは歳を重ねるにつれ、失いつつあった。
 そもそも、ネットゲームですることがなかった――ということもあるかもしれない。
 ゴールデンウィークに入り、ずっと家にいるせいで身体が鈍っている気がした――ということもあるかもしれない。
 僕は闇夜に浮かぶ眩い月の下、活動する《ヤコウセイ》型の人間だ。
 だが、ヒトとしての本能には抗えないとでも言うのか、身体は意思に反して陽の光を求めていたようだった。
 
 ――僕は渋々、その外出の誘いを了承することになる。

 
2.僕は知識が少ない

 ――東京への旅、一日目。
 
『明日、9時には出発するからな。全員7時起床!』
 前日に、父親はそう言っていたはずだ。
 カーテンの隙間から射す陽の光で、僕は目を覚ました。
 寝惚け眼を擦りながら、スマートフォンに手を伸ばし時刻を確認した。
 表示された時刻は、8時30分だった。
 
 まずいッ――!
 
 そう思い僕は布団から飛び上がるように上半身を起こす。
 しかし、家全体は静寂に包まれている。両親もまだ起きていなかった。

「やれやれ……」

 僕は二度寝することにした。
 
 そして車に荷物を乗せ、発進したのが10時30分である。
 自分で言うのもどうかと思うが、時間にルーズってレベルじゃねえ。
 
 新東名の入口近くにあるセブン・イ○ブンで飲み物と軽食を確保し、再出発。
 
「そういえばさ、結局どこ行くか聞いてないんだけど」

 ふと思い出し、僕は車窓から外を眺めながら訊いてみた。
 窓の外には特に印象に残る景色もなく、田舎な風景が広がっているだけだ。

「江ノ島だよ。わかるよね」
「あー江ノ島かー」

 この時、僕は気づいていなかった――。
 江ノ島は東京ではない……神奈川県だということに――!
 そう――僕は今朝、車に乗り込んだ時点で、既に両親の策略に嵌っていたのだ……!
 
 冗談はさておき、僕達は『清水』のサービスエリアで休憩を取ることにした。
 そこでは特にイベントもなく、トイレを済ませて軽く伸びをした程度である。
 
 再び高速に乗り出したのだが、途中、『新富士』の出口が渋滞するレベルで混んでいることに気付いた。
 5月3日――この日、新富士で一体何があったというのか……。それはどうでもいい。
 
 そして僕達は神奈川県に到着した。

「ここ、どこ?」と、怠そうに僕は訊く。車が混んでるわりに道が狭く、運転しているわけでもないのに、僕は半ばイライラしていたと思う。
「知らん」

 父親がそういうので、ナビを見る。城南と書いてあった。

「城南市らしいよ」

 僕は両親に教えてあげた。だが、これが間違った情報だということに僕は気づいていなかった……。
 そう、僕は地理が苦手である――それはどうでもいい。
 
 しかし、人間は成長する――。
 この日まで、僕は『湘南』が市の名前だと思っていた。
 車のナンバープレートだって『浜松』とか『横浜』とかあるのに、それに『湘南』が混ざっていたせいである。
 だが、それは間違いだった……。
 湘南は、神奈川県藤沢市にある海風と青春の街である――。
 この日、僕は一つお利巧さんになった。
 
 車をどこともいえぬ駐車場に止め、僕達は歩き出した。
 そして着いたのは、小さな駅である。
 『江ノ電』と呼ばれる、割と有名な列車だった(知らなかった)。
  052211.jpg
   江ノ電。乗るのは初めてだ。それなりに人がいたが、窮屈というわけではなかった。

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   乗ってて思ったのは、この電車、ものすごい民家のギリギリを走っているのだ。少し窓から手を伸ばせば触れてしまえそうなくらいに。
   きっと、それでも苦情がないほどにこの電車は地元に愛されているのかもしれない。


  052209.jpg
   これはまた、別の景色である。沈み始めた太陽が海を照らし、美しい風景を作り上げていた。


3.灼熱の島(暑いだけ)
 
 そして、僕達は江ノ島に着く。海側から吹いてくる風が発する磯の香りが――どこか不快である。
 まるで――小さき者達の死の臭いがした。
 阻む物もなく照り付ける太陽の光が、僕に襲い掛かった。
 ここは、僕の来るべき場所ではない。
 僕とは相反する一族――《リアジュウ》達の名所であることに、この時僕は初めて気が付いた。
 この島と本土を結ぶのは一本の橋のみだ。
 
 ――ここは、地獄だ。
 その後視た光景を前に、僕は思った。
  052201.jpg

 
『フハハハハ! 人がゴミのようだ!』

 思わず僕は心の中で叫んだ。実際は笑えないレベルだ。
 幾分かの刻が過ぎた時――ようやく、僕一家はその坂の頂上まで来ることが出来た。

  052202.jpg


「ここまで来るだけで達成感があるね」

 母親がそう言った。まさにその通りである。
 だが、その達成感に浸る間もなく、僕達は神社の境内に進んだ。
 既に僕は疲労困憊していた。直射日光にヤられたのか、半ば吐き気もあったが、親達は楽しみにしていたようだったし我慢することにした。
 せめて、何か飲み物を――と、周囲を見渡し自販機を探すが……無い。この事実は僕の焦燥感を助長することになる。
 
 
 さらに進むと、厳かな仏像が神々しく佇んでいた。

  052203.jpg
 
「やれやれ――ようやくお出ましか……」

 とか別にそんなことは言ってもないし考えてもいなかったが、おそらくGANTZだったら動いていただろう。
 仏像の顔をよく見るとどことなく、したり顔(≒ドヤ顔)をしているようにも見える。
 
 ――さすが、《リアジュウ》の島……侮れない。
 気を抜いたら、混沌に飲まれ絶望の淵へ沈むだろう。
 やはり、ここは灼熱と絶望の地獄――名づけるならば、北欧神話にちなんで『ムスペルヘイム』だろうか――。
 
 とかそんなことは別に考えることもなく、僕達は先を進んだ。
 父親はどこかへ消えていた。後から訊いたところによると、『御朱印巡り』のため日本各地の神社を訪れているらしく、今日もそのために来たとのことだった。
 今さら愚痴を零すほどのことでもなかったが。
 
 僕は母親と行動し、とりあえずお参りをした。
 この時僕は考えた。
 
『賽銭箱に投げ入れた小銭ってどこに行くんだろうか? 一日あたり缶ジュース何本買えるんだろうか?』

 これは、僕にとって永遠の謎になるかもしれない。
 グー○ル先生に訊いたほうが早そうだ。たった今、僕は思った。
 
 余談だが、お参りするときの作法ってなかなか覚えるの難しいと思う。
 そもそも、行く機会がなかなか無いからだ。
 その時僕は、前の人のやってることを見よう見まねでなんとか切り抜けたが、あれはなかなかに緊張するものだと思う。
 
 その近くでおみくじが売っていたので買うことにした。
 前回引いたのがいつだったかは忘れたが、その時の結果は『凶』だったので、今回も結果に期待してはいなかった。
 
 値段は200円だった。
 まず母親が、200円を箱に入れ、おみくじを引いた。
 結果は……大吉。
 これで、僕の敗北は確定したようなものだった。よくて、引き分け。
 
 続いて僕も200円を入れ、箱に手を入れる。

『来い――』

 静かに、心の中で呟き、ついにその手を引いた。

 
「(´・_・`)」

  052215.jpg
   (´・_・`)


  052214.jpg
   (´・_・`)

 こういう一番なんともいえない結果で終わるのが一番困るのである。
 開いたおみくじにはこう書かれていた――。
 
 
「どれどれ……」

・願事 → あせるなw
      人に任せれば吉w
  
 ――なるほどな……、俺の願いか……そうだな。
 ……考えてみれば、僕にはこれといって願い事がない。
 そのことに今となって気付く。
 強いて言うならば、健康に生きられれば、それでいい。
 おそらく、僕は何の予告も無しに突然メイプルから消えるだろう。
 そうなった場合――それは、僕が死んだと思ってくれていいと思う。
 僕は、不健康だ。正直、30歳まで生きられる気がしないのだ。もちろん、長生きしたいに越したことはない。
 それともあれか、医者に任せろということなのだろうか。焦るな、とは、そういうことか?
 それでも、人っ子一人じゃ抗えない物はあるのだ……。それは一般的に『運命』と呼ばれている。
 
「っと……、話が逸れてしまった。2個目2個目、と」

・待人 → 道に妨げあり来ずww

 ――これは、わかる。
 僕には結婚を前提に結婚してほしい女の子がいる!
 しかし彼女との間には『次元』という名の遮蔽物があり、声を届けることすら出来ないのだ……。
 うん、この話はここまでにしておこう。
 
・失物 → 物の間にありw

 ――物なんてしょっちゅう失くすし、失くしたことに気付かないからなんとも言えない僕であった。
 
・旅行(たびだち) → 急ぐな 利益なし

 ――そうだな。家から出たくないし。

・商売 → 大きな損はなし。

 ――ふむ……。しかし利益があるとも言っていない。引き続き魚売りに専念することにしよう(メイプルの話)
 
・学問 → 自己の甘さを捨て勉学せよ。

 ――たしかに、2年次に進級してから学問のほうはサボりつつある節があるな……。
 気を付けねばならないな……。自分の、将来のために。
 
・相場 → 山気を起すな

 ――国語力のない僕には意味がわからない文章であった……。
 ※山気(やまけ)を起こす : 万一の幸運を頼んで、思い切った行動を起こしてしまうこと。
 安定着実にってことだろうか? 特にギャンブルはしないのであまりわからない。
 
・争事(あらそい) → 勝てど後に恨まれる

 ――そうだろうな。僕達は《DenDen》に勝利をするつもりだ。
 勝利した暁には散々に煽り飛ばすと思うし、それで恨みを買うのは至極当然のこと。覚悟の上だ。
 
・恋愛 → 自我を抑えること

 ――僕童貞なので……なんとも言えません……。
 理性とか簡単に失いそうなんだよなぁ……かといって何かをするわけでもなく……。これぞ童帝。
 自我を失った仏像――そう、言うならば、阿修羅である。
 
・転居 → 控えておくがよし

 ――これはそうだ。僕は今の住居(自宅)が気に入っている。
 東京都の豊島区に一人暮らししてた時は、いろんな人と交流できたし、駅も近いしお弁当屋さんも近かった。
 安くてもかなり良いところに住んでいたと思う。
 だけど、やっぱり一人暮らしは寂しいわ。
 将来はどこに住むんだろうか? 就職の関係上わからないけど、実家に住めたらなんといいことだろうか。
 
・出産 → 身を大切に取り扱え
      安心してよし

 ――ホッ……、ならば安心だ。
 
 
 
 ってなんでやねーん。

・病気 → 信心せよ

 ――まぁ、病は気からっていうしな……。
 
・縁談 → 腹立ちて自ら破る恐れあり人に任せよ

 ――縁談なんてないです(キッパリ)
 

「らしいよ(´・_・`)」
「ふーん」
 母親は華麗に受け流した。
 母親は自分の結果が"大吉"であったことに舞い上がっており、僕の結果などまるでどうでもいいようだった。
 そりゃ、そうなんだが。
 
「今度はアレやろう」と、母親は僕の怠そうな状態を見て言った。
「アレって……」

  052212.jpg
   アレ。

 察するに、浄水で賽銭を清め、それを所定の場所から投げ入れる――といった物のようだった。
 アトラクション、と言ったら神主さんが全力疾走で殴りかかってきそうなのでやめておく。

「やれやれ……」

 ――見縊られたものだ。
 僕は(母親の)財布から10円玉を取り出す。
 それを水で清め……、5メートルほど離れた賽銭箱に向かい、まっすぐに投げ入れた――。
 
 つもりだった。
 10円玉は90度ほど離れた場所に位置する樹にぶつかり、ぽちゅん、と呑気な音を立てて沈んだ……。
 
「やれやれ……」

 僕は静かにその場を後にした。
 その後、別のルートを通り境内を下り始めた。
 
 その時だ。二つの小さな影が僕の視界の隅から現れ、奥の方へと駆けていった……。
 そしてようやく、自身がここに来た目的を思い出すことになる。
 
 ――あれは、ネコだ!
 ようやく江ノ島に来てネコに遭遇することが出来た僕は、テンションが半ば高揚する。
 そして少し進むと、開けた庭園のような場所に出る。そこにも居た! 今度は走っていないのでその丸く小さな身体を視界に収めることができた。
 第一村ネコ発見! である。ちなみに花壇でウンコしているところを他の多くの観光客に撮影されていた。
 モテモテである、羨ましい。用を足している最中の撮影はされたくないが。

   052213.jpg
   ネコ! 可愛い!!

 
 そして、ようやくそこで自動販売機を発見し、一本の缶ジュースを買った。休憩がてら、テラスのようになった場所から景色を眺めていたが、なかなかの絶景だ。遠くには港が見えるし、沖には幾つかの船が出ていた。
 角度を変えれば点のように見える人々が少しずつ動いていたし、そこを潜り抜けてきた自分達に、僕を含めた家族も驚いた様子だった。

  052205.jpg


「この時期に、来るもんじゃなかったね」

 母はそう言っていた。全くその通りである。
 どうやら僕達は最も人の多い時期に来てしまったようだった。
 そもそも時期に関わらず来なければよかった――そう思えるほど、先ほどの吐き気に加えて生じた頭痛は僕を悩ませていた。
 
 最終的に元来た道を通って、島を下る。
 途中で買ったおかきは、醤油で味付けがされていて、歯ごたえこそあったもののかなりウマかった。
 醤油の臭いが食欲をそそる。江ノ島に行くことがあったらぜひ食べてもらいたい一品である。
 
 道行く人の何人かが、タコの模様が入った大きな煎餅を持っていたが、知り合い曰くあれもおいしいらしい。
 見た目がグロいけど。
 
 完全に坂を下ったところで、めちゃくちゃ怖そうな和服を着て髭を生やしためちゃくちゃ怖そうな(ここ重要)おじさんが、肩に猫を乗せて歩いていたのを見かけたのだが、あれは一体どんな人だったんだろう。
 僕も将来は肩に猫を乗せて歩き回りたいと思った。
 
 かなりざっくりとした流れだったが、こうして僕達一家は江ノ島を去った。
 正直、終始吐き気に悩まされていたため、また来ようとはあまり思わない。
 
 ――そして災難は、ここから始まる。
 
 
4.それはまるで天罰が下ったかのような出来事
 
 その後、僕は再び江ノ電に乗り、駐車場まで戻るのかと思った。
 しかし行先は真逆だった。鎌倉へ向かっていた。
 
 正直、弱音を吐いてでも帰りたいと思った。頭痛で。
 そもそも電車の中では眠っていたし、景色を楽しむ余裕はあまりなかった。海が綺麗な様子を見た程度だ。
 ゆえに、鎌倉に行った時の写真は一切撮っていないし、ほとんど記憶にも残っていないくらいだ。
 だけど、父親はせっかくの休暇だったし付き合ってやろうという気もないわけではなかった。

 鎌倉についてしばらく散策した頃には陽も沈んで、晩ご飯をどうしようか、という話をしながら商店街を歩いていた。
 結果的に、鎌倉名物らしい稲荷寿司のお店に入ったのだが、正直頭痛がヤバすぎて、トイレを借りてこもっていた。
 店員さんにも心配をかけてしまったようで、かなり自分が情けないと思う。
 
 店に入っても、何も食べられなかった。母親と父親が食事をしているのを見ていただけだ。
 しかし父親はそんな気も知らず、言葉に耳も傾けず僕の分も注文してしまっていたので、仕方なしに店から持ち帰り用の入れ物をいただき、それに入れて帰ってから姉に喰わせようという話になっていた。
 
 この時のことはほとんど記憶に残ってない。
 人間の脳は嫌だったことは記憶に残らないように出来ているのかどうか、詳しいことはわからないが、そんなトコかもしれない。
 
 駐車場に戻ったところで、母親が「あああー!」と声を上げた。
 何事かと思いきや、先ほど持ち帰ろうと鞄に入れた稲荷寿司から謎の液体(油のようなもの)が漏れだし、鞄の中を荒らしていた。
 鞄の中には父親が各地の境内を巡って多くのページを埋めた『朱印帳』が入っており、それにも否応なく油の魔の手は降り注いでいた。
 父親は唖然としていたが、我に返るとすぐに車内の冷房機に当てて乾かしていた。
 
 
 その頃には頭痛も吐き気も治まっていて、一体何が原因であんな酷い思いをしたのか、今でも疑問である。
 
 その後、僕達一家は代々木にある姉の住むマンションへ向かった。
 姉はまだ仕事中だったため、適当に周囲を巡回しながら、人間観察をしていた。
 どの時間帯にも、渋谷には多くの若者が行きかっている。彼らは一体何をして過ごしているのだろうか。
 まるで生きている世界が違うような感じさえする。
 
 姉が仕事を終えたので、僕達は部屋にあがった。
 その部屋で、スマホのテザリング機能を使ってメイプルをした(姉の家ではプロバイダ契約をしていないため、インターネット環境がない)。
 そこで、一人のメイプラーと喧嘩をした。
 
 実はこの日、母親の誕生日だった。姉は働いているデパートでケーキを買ってきてプレゼントした。
 
 頭が痛かったため、僕は食べなかった。
 姉くらい素直に親の誕生日を祝えるようになりたいと思った。
 いつまでも一緒にいるわけにはいかないのだから。
 
 こうして関東で過ごす一日目は終わった。



 次回は後編、かえでのメイプラーダリアナとのオフレポ記事を兼ねたものになる予定です。
 更新が遅くなってしまい楽しみにしてくれてる人には申し訳ナスです。
 更新がいつになることやら。メイプルの記事なら書きやすいのですがね(笑)

 以前の記事を読み直してみると、字が小さくて潰れてる部分が目立ったので、文字サイズを若干大きくしました。
 読みやすくなったと思うけど、他の方の環境でどう映るんですかね。
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[ 2015/06/02 14:24 ] オフ | TB(-) | CM(4)
親孝行できたね(´・ω・`)
[ 2015/06/07 23:39 ] [ 編集 ]
果たしてこれは親孝行になるんだろうか……。
どこに行っても迷惑かけてばかりな気がする。
[ 2015/06/08 09:39 ] [ 編集 ]


[ 2015/07/08 00:34 ] [ 編集 ]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2015/07/08 00:57 ] [ 編集 ]
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プロフィール

オノユリス!

Author:オノユリス!
1993年10月11日生まれ。
性別は男です。

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